第26章 大野家の奮闘記
智「どうした?和也」
和「じゃますのおばしゃんがきましゅ!」
じゃますのおばしゃん…?ああ!ザマスの奥さんの事か…って、ヤ、ヤバイ!!この三人を隠さないと(特に潤が)危ない!!
大急ぎで三人を奥に隠し、テーブルの上にあったケーキとカップを片付けた
<カランカラン>
ザ「こんにちはー♪」
翔「あ、高柳さんこんにちは。わざわざお越しいただいて申し訳ありませんが、今日は午後から臨時休業でして…」
ちなみに、高柳はザマスの奥さんの本名だ
ザ「あら…そうザマスか?ところで潤ちゃんは?」
翔「今日は午後から急用で出掛けてますが…何か?」
ザ「いえね。潤ちゃん宛に箱がきてないザマスか?中身はケーキなんザマスが…」
ケーキ?もしかしてあれか?
翔「…いえ?預かってませんが…ケーキがどうしたんですか?」
ザ「ああ、何でもないザマスよ。ただ、美味しいケーキがあったから、ぜひ潤ちゃんにも食べてもらいたいと思ったから」
智・翔心の声『あんたか!犯人はーーー!!』
翔「わかりました。では、潤が戻りましたらその旨伝えておきます」
…翔くん顔は笑顔だけど、眼が笑ってねぇ…怖ぇー…
ザ「あ、潤ちゃんが帰ったら連絡して」
翔「畏まりました」
ザ「お願いザマス」
そう言ってザマスの奥さんは帰っていった