• テキストサイズ

ひとつ屋根の下【気象系BL】

第26章 大野家の奮闘記


智「…翔くん…心当たりは…?」

翔「ない!」

翔くんも思いっきり否定していたら、残りの二人も

「しょーにぃたん」

「しゃとしにぃたん」

と、抱きついてきた…知らない子供だけど…メチャメチャ可愛いぞー!!

翔「…ねぇ、智くん…俺、今あり得ない事に気が付いたんだけど…」

智「あり得ない事?」

翔「うん…こっちの子なんだけど…この子の口許みて」

翔くんに言われて子供の口許を見ると…

智「…ほくろ?」

下唇の下に小さなほくろがあった…あれ?誰かいたよな?そんなやつ…

翔「…潤にあったんだ…同じ所に」

あー!そうだ!潤だった…って…え?

智「あり得なくね?」

潤「そーだよ、にぃたん。おれ、じゅん」

智・翔「えーーー!?」

う、嘘だ!なんで潤が子供に!?

翔「ま、まさか…こっちの二人は…」

雅「おれ、ましゃき!!」

和「…かじゅなりでしゅ」

智「ななな、何で子供になったんだ?」

和「あのケーキたべたら、こどもになったんでしゅ」

翔「ケーキってこれ?誰が持って来たんだ?」

潤「うーんと…このひと」

そう言って潤は上着のポケットから1枚の名刺を差し出した

翔「『ケーキショップ永井』って、聞いた事ないな…」

雅「あたらしくおみしぇをだしゅんだって」

翔「ん?でも、この住所…」

和「あ!たいへんでしゅ!!」

外を見ていた和也が何かに気づいた

/ 718ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp