第2章 異能力
三人でお菓子屋さんから出たあと、ベンチに座り、乱歩さんと私と敦くんでお菓子をモッモッ、と食べてやっと動けるようになった私。
『今日は、以外と楽しかったです。では、体力が少し戻ったので私は帰ります。』
乱「耶宵だっけ?また今度、お菓子買うのにつき合ってよ。」
『良いですよ!敦君もね?』
敦「はい、今度は二人とも置いてかないでくださいよ?」
『あははっ、今度は置いてかないよ。』
御免というように手をあわせた後、いつの場所へと帰った。
その夜に又悪夢をみた。
『……嫌だ………なん……で?』
う~んと唸る。
『やだぁ………す……て……ない…で……。』グスッ。
その時、誰かが私を呼ぶ声がした。
「…………ちゃ………おき…………」
『お……とう…………さ……ん?」
「…わた………は……おとうさん………ないよ。」
「耶宵ちゃん!起きなよ、朝だよ~。」
耳元で誰かに叫ばれる飛び起きる。
『………な、なにするんですか!人が寝ているときにって、太宰さんじゃないですか。』
もう、日が出始めている、朝だった。
太「うなされてたから、起こしたんだけど、それよりこんな処で寝てたら、風邪引くよ?」
『いや、大丈夫にですよ太宰さん。』
太「処で家には帰らないのかい?親が心配するよ?」
『ッ!………親はいません。家は此処です。』
暗い表情をする私に何か察した太宰さんは云った。
太「よかったら、探偵社に来て話さないかい?
少し楽になるよ。」
『すいません、ではお言葉に甘えさせて頂きます。』
太宰さんと私は探偵社に向かった。