第4章 大きな仕事
~探偵社 太宰sad
私の後輩の耶宵ちゃんが二時間経っても依頼から帰って来ない、いや正確には依頼では無いが。
太「耶宵ちゃん、遅いねぇ~。国木田くん。」
国「確かにそうだな……。依頼にこんなに掛かることは滅多にないから何かあったのか。」
太「乱歩さん、耶宵ちゃんの居るところを捜してください、お願いします。」
乱「え~、面倒くさい……。」
困った太宰さんだったが、社長室から滅多に出て来ない社長が騒ぎで出てきた。
福「どうしたんだ?」
社長に事情を話すと、悩んでから乱歩さんに向いてこう云った
福「力を貸してくれないか?後で褒める。」
乱「!しょーがないな~。其処まで云うなら、地図貸して!異能力【超推理】………耶宵はこの建物の地下……捕まっているみたい、ポートマフィアではないね。これでいい?」
太「ありがとうございます!敦くん行くよ!」
敦「は、はい!」
急いで耶宵ちゃんの処に行く。
ーー建物の地下
『離せ!近づくな!』
耶宵ちゃんの声の方に行くと、中年男性が耶宵ちゃんの首筋を舐めている処で怯えているようだった。それに、何かが切れるような音がした。
太「其の娘から離れてくれないかい、後輩なんだ。」
「昔私は耶宵ちゃんを飼ったんだだから良いだろう?離れるなんてしないよ、それより出ていってくれないか邪魔だ。」
『だ、太宰さ……。敦くん……』
此方を見ている。
敦「大丈夫だよ、必ず助けるからね!」
其の言葉にホッとした耶宵ちゃんはコクッと頷く。
太「さて、もう一度よく云うけど彼女から離れてくれないかい?」
殺気の混じった笑顔を男に向けて云うが、男は何かを隠しているようで微笑んでいる、それに警戒しながら、近づいていく。
太「敦くん、虎になってくれ。」
敦「えっ?いいんですか?」
太「早くし給え!」
おずおずとしながら虎に成る敦くんに私は乗り相手を押さえつける用に指示を出す。
勿論相手が異能力者の可能性があるからだ。
そして、一瞬で男を押さえたところで手錠を出して掛ける。