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忘却換起【文豪ストレイドッグス】

第4章 大きな仕事


私は電話を切ったあと、国木田さんに依頼に行きます!と云う嘘を吐いて外に出た電話の内容はこうだ。

「『もしもし、耶宵ちゃんだね?私の事は覚えているだろう?何しろ親から飼った人だからね。話がしたいんだ、場所は……カフェにしよう』」

私はカフェに向かう

『此処か』

私は店に入り辺りを見回すと、一人の中年男性が此方に手招きしている方に向かい椅子に座り珈琲を勧められたので飲みながら話す。

「久し振りだね、耶宵ちゃん。大きくなったねぇ~。」

『それで何しに私を呼んだのでしょうか。』

冷たい態度で男をみるが、男は気にする素振りしかない。

「連れないなぁ~、さっき話をしたいだけだと電話で話したが……君を迎えに来たんだよ?」

『話はそれだけですか、私は仕事があるので帰らせていただきます。では、さようなら。』

私はすばやくバッグを取り、珈琲代を払ったら店から出るそれを慌てて着いてくる男。

『未だ何かあるんですか。用がないなら……』

「効いてないみたいだね……もう少しかな?」

『何が……………?何をした………』

「ん?珈琲に少しだけ睡眠薬をいれたんだけど、効いてきたみたいだね。お休み。」

そう云った瞬間、目の前が真っ暗になった。

『………ん』

目が覚めると、手首は枷が付いていた。

「起きたようだね、覚えているだろう?此処から何しろ逃げたんだからね。随分思い出すのに時間がかかったなぁ~。」

『一寸、煩い!異能力【忘却喚起】』

『ッ?』

「クッ、アハハハハ。あ~、すまんすまん。異能力は使えないよ、もう一つ薬を飲ませた数時間は使えないようにする奴だ。」

そう云って近づいてくる、そして私の顎を掴み顔を覗く男

『離せ!近づくな!!』

首を振って、手を払う。男は離したと思ったら今度は私の首筋を舐める。

ゾワゾワするのと自分の身の危険を感じて、恐怖を覚える。

ーーー誰か、助けて………。

「其の娘から離れて頂けないかい。大事な後輩なんでね。」
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