第8章 Terminar
連れて来られたのは都内の高そうなホテルの高層階の部屋。
「んぅ…」
扉が閉まると、そのまま引き寄せられ、唇が重なって来る。
強引に舌を捩じ込まれ、吸い付かれる。
キスをしながら、ベッドに押し倒された。
「ま、さき…」
雅紀「潤…潤っっ…」
「あ、っっ…」
シャツを捲られぎゅむっと乳首に吸い付かれる。
「あいたっ…」
チクリと痛みが走る。
雅紀が顔を上げると…真っ赤に残る痕。
雅紀「………ほくろ」
「へ…?」
雅紀「潤のここのほくろ…凄く好き」
雅紀がそっと、痕を付けた場所を撫でる。
「ただのほくろだし…」
雅紀「愛しい潤のほくろだよ。ほくろとキスマークのコントラストがいい」
「何それ…」
そう言って笑うとまた舌が絡み付く。
ズボンと下着を脱がされ、足を開かれる。
雅紀「あれからずっと潤の事考えてたよ…ずっとずっと…毎日毎晩…また潤を抱きたくてたまらなかった。潤とのセックス…たまらなかった…」
「ん…」
まだ柔らかい俺の塊を掴まれ、ゆるゆると扱かれる。
雅紀「潤の事思い出しながら1人でしてたんだよ?あんなにオナニーしまくったの…覚えたての中坊の時以来だった…」
「はぁっ…」
扱かれながら雅紀の口内に包まれる。
温かいしっとりとした場所に一気に快感を落とされる。
潤「潤…潤は?俺の事思ってた?俺の事思い出してした?」
「あ、もう…喋らなっっ…」
雅紀の荒い息と共に吸い付きが強まる。
雅紀の口内で俺の塊は一気に固くなっていった。