第1章 unforgiven nuit
お互い身に付ける物を全て落とすと…その鍛えた身体に見とれてしまった。
「お兄さん見とれてんの?」
クスッと微笑みながらそっと頬を撫でられる。
「お前…ほんとにやな奴」
笑い返すとまた優しくキスが降りてくる。
「俺男と経験無いからどうしていいか分かんない」
「大丈夫俺が…リードしてやるから」
「宜しく」
上半身を起こすと…まだ反応してないこいつの塊をそっと手に取った。
「お兄さんさ…いつ自分がゲイだって気付いたの?」
「ん?うーん…あまり覚えてないけど…まさかと思ったのは高校かなぁ…」
ちゅっとそこにキスすると腰が少し震える。
「初体験も…男?」
「そうだよ。キス位なら女ともあるけど…セックスは男だけ」
「へぇ…初めてってどんな人?」
「担任の先生」
「うわっ!すげぇな…」
「もういいから。集中しろ」
そう言って俺は塊を奥までくわえ込んだ。
「ぅっ…」
そのまま根本を扱きながら丹念に愛撫すると声を漏らし始めた。
『翔くんのフェラ最高なんだよな』
初めて彼とシた時…そう言われたのを思い出した。
あの人は…俺に口で愛撫されるのが好きだった。
身体を重ねる時には必ずしてた。
嬉しかった。
俺でそんなに感じてくれていたのが…幸せで。
それ以上に…俺を愛してくれてるのが幸せで…。
幸せ過ぎて…油断してたのかな…。
ずっと…裏切られてたなんて…。
「はぁ…気持ちいい…」
「これは?」
塊を口から出して裏筋を下から思いきり舐め上げる。
「あぁっっ…」
「いい声だな…これ好き?」
顔を見上げると余裕無さそうに頷いた。
感じてる顔も…色っぽいな…。
筋を舐めながら舌先で先端を弄ってると…そいつの声が上がって来た。
「お兄さんもう出るっっ…」
俺はまた塊を口に入れ先走りと共にそこを吸い上げた。
「あ、イ、イくっっ…!」
そして俺の口内に熱いものが吐き出された。