第10章 Melhor amigo
潤「やだって…離せよ雅紀!」
暴れる潤を無理矢理ソファーに組み敷いた。
そのまま強引に下半身を裸にしていく。
潤「ちょっ!止めろよ!」
潤が思いきり俺の胸を叩いてくる。
潤「離せよ雅紀!」
「うるさい!静かにしろよ!!」
潤の抵抗にイラ立った俺は思いきり髪の毛を掴んだ。
潤「止めっ…雅紀!」
怒り。嫉妬。
今日の俺の脳内はそれが渦巻いていた。
「………お前なんて俺以外の誰が相手すんだよ。兄貴と寝てた変態なんて…」
潤「ま、さき…」
こんなに愛してるのに。
毎日お前の事しか考えてないのに。
でも愛されたいと思えば思う程…潤の心が離れていく気がする。
愛してるのに憎くて憎くて。
潤の後を付け、嘘を付いた潤が翔ちゃんの家に入って行くのを見た事で沸いた疑惑。
その疑惑は…あの居酒屋で確信した。
潤「いっ、た…!」
顔をしかめる潤を見下ろしながら無理矢理押し込めていく。
「お前には俺しか居ないんだよ。俺のとこから離れたら…お前なんか誰にも相手にされないっ…こんな変態なんか…」
潤「あ、ぅ…!」
痛みに耐える潤の事なんてお構いなしに俺は俺は思いきり腰を動かし始めた。