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CRIME【気象系BL小説】

第9章 Contenda com minha mãe


「あっっ、、あんっっ…潤っっ…いいっっ…」


潤「っっ、翔っっ…」


俺が激しく動く度に車が揺れる。
時折横を通り過ぎる車のライトが車内を照らし、甘く鳴く兄さんの顔が浮かび上がる。


高く持ち上げた片足を支えながら太ももにキスを落とす。


「っっ、あ、翔もう…」


限界が近付き、そう呟くと兄さんの腕が俺の腰に回る。


「っっ、何して…」


翔「中に…お願いっっ…」


「そんな事したらっ…」


翔「いいからっっ…あっっ、俺も駄目、あぁんっっ!!」


「あっっ…!」


内壁が俺の塊を締め付けながら、翔が白濁を吐き出した。
搾り取られる様に、俺も翔の深くに欲望を放った。


車内に聞こえるのは俺達の荒い息遣い。
繋がったまま、俺達は唇を重ねながら抱き合った。


「お腹…」


翔「ん…いい。俺が欲しかった」


そう微笑む兄さんを見てると、込み上げてくる罪悪感。


「俺達…本当にここに置いていける?」


翔「………」


「離れなきゃって分かってるのにこんな事…」


翔「もう逢わないでおこう。じいちゃんの事が終わったら」


兄さんがそう呟く。


翔「やりたい事思いきりやって。俺達が出逢ったあの国で」


「翔…」


翔「出逢えて良かった。潤」


微笑む兄さんにまた熱いキスをする。


俺達は…夜が明けるまで離れる事は出来なかった。
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