第8章 Terminar
熱いキスを交わした後、潤を引っ張る様にして寝室へと入る。
そのまま押し倒すと潤が俺の胸を押す様に触れてくる。
「潤?」
数日前にここに来てから…思い詰めた様な潤を抱く事が出来なくて。
こうして俺の想いを受け止めてくれた潤を抱かない事なんて無理だと思ったけど…。
「どうかした?」
潤「あ、あのごめん…お願いが…」
「何?」
潤「………中に出されると…その…お腹壊すみたいで…」
「え…。そうなの?」
潤「うん。だから…」
「分かった。今までしんどい思いさせてたね。本当にごめん」
そっと潤のおでこにキスをすると、潤の手が離れる。
「大切にするから。潤。ずっと…俺の傍に居てくれる?」
潤「うん」
「愛してるよ…」
唇を重ねながら、潤の服を脱がせていく。
潤「ん、んぅ…」
愛しい潤。
世界で1番愛する人が俺の元へ来てくれた。
絶対離したくない。
一生傍に居る。
「潤…愛してる。愛してる…」
俺は潤との未来に胸を踊らせながら愛しい身体を掻き抱いた。