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【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】

第10章 迎えた朝は…(月島蛍/繋がる縁の円)


こんな行為でも感じてしまうのが悔しくて、睨むように月島くんを見る。
私とは対照的に笑っていた。

「何?嫌なら言えば?」

それは言わないと確信している顔に腹が立って、見ないように顔を逸らす。
その瞬間、胸に鋭い痛みが走った。
柔らかい皮膚に食い込む程の強さで爪を立てられている。

「いった…ぁ、おねがい、それは、いや。」

肌に傷を残されるのは勘弁して欲しい。
何回も首を振って訴えると、手の力が緩んだ。

「これは嫌?じゃあ、他の事なら良いんだ?」

意地悪な声が耳に届く。
胸から手が離れて、腹の上を滑り、下生えを撫でた。

「こっちは、自分で触るのが好きなんだっけ?」

クスクスと笑う音が聞こえる。
私の返事なんか待たずに隙間に指先が入り込んで、蜜を掬う。
その濡れた指先が、蕾を軽く引っ掻いた。

「あンッ!」

ビリビリと身体を駆け上がってくる刺激に、思わず漏れた声。
横目でチラりと見た月島くんの顔は、オモチャで遊ぶ子どもみたいに楽しそうで。

「…ねぇ、自分で触るのと、僕に触られるの、どっちがイイ?」

蕾を弄びながら、いやらしい質問を向けてきた。
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