【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】
第9章 きっかけは、何でも(月島蛍/繋がる縁の円)
手が、更に下がって隠されていた部分が露になる。
肌を空気がなぞって、状況を認識すると羞恥心が返ってきた。
「コレ、りんさんが着けてよ。僕、経験少ないから、失敗されても困るデショ?」
それを分かって、煽るかのように手渡されたのは四角いパッケージ。
やらないと、この体勢のまま反応で遊ばれるのが分かりきっている。
緊張までしてきて、震える手で取り出した薄い膜を月島くんの自身になんとか被せた。
「じゃ、どうぞ。」
「え、あの?何が、どうぞ?」
言葉の意味が理解出来ない内に、月島くんの膝の上に引き寄せられる。
「僕のココ、満足させてくれるんだよね?」
熱い自身の先端で、焦らすように入り口を往復しながら、本日一番の笑顔を見せてきた。
これで、やっぱ無理とか言える筈は無くて。
ゆっくりと、熱を受け入れるように腰を沈める。
「僕、焦らされるの、好きじゃないんだよね。」
「自分が…あぁっ!」
焦らすのは好きなクセに。
そう続けようと思った言葉が出きる前に突き上げられて、一気に奥まで届く熱い塊。
しっかり腰を掴まれて、ナカを掻き回してくる。
先端が、ある一点を押し上げる度に目の前がチカチカとフラッシュして、快感の渦に飲み込まれた。