【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】
第7章 「タダイマ。」(黒尾鉄朗/episode0)
鉄朗の服が脱ぎ落とされる。
中から現れたのは、均整の取れた身体で、見とれてしまう。
「何ジロジロ見てんだよ?きとりサンのエッチ。」
「いや、アンタもエッチなコトしてんでしょーよ。」
女のように身体を隠す仕草をされて、つい突っ込みが漏れた。
「ムードねぇな。」
「そういうの、別にイラナイ。だって、緊張すんじゃん。」
「その、緊張した顔見たいんだけど?」
ちょっと呆れたような顔をされたけど、すぐに真剣な顔になって抱き締めるように覆い被さってくる。
「アンタのナカ、挿れるトコ、全部見てていいか?」
耳元で、低い声で囁かれて、顔に血が集中して身体が強張った。
クスりと笑う音が聞こえて、身体が離れる。
言葉を実現するように、両足の膝を掴まれて、大きく開かれた。
逃げようとする前に、入り口へと自身が当てられて、狭いソコを押し広げながら奥まで熱の塊が挿ってくる。
「うっ…ぁっ!」
身体が熱くて、苦しくて、絞り出すような声しか出なかった。
「うわ、きっつ…。動いて、平気か?」
奥に留まり、伺うような優しい声が降ってくる。
それだけで安心して、肯定をするように首を縦に振った。
「…辛かったら言えよ。止められねぇ程、ガキじゃねぇから。」
腰を掴まれて、解すようにゆっくりと開始される律動。
「…ふ、あっ!」
指で慣らされていた内部は、すぐに苦しさとは違うものを感じ始めて、身体から余計な力が抜けていった。