【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】
第7章 「タダイマ。」(黒尾鉄朗/episode0)
薄い布越しに、その存在を主張する胸の突起を弄ばれる。
指先で摘まれたり、転がされたり。
その度に、肩や背中が反応を示してピクピクと動き、身体が熱を帯びていく。
「ね、ぇっ…てつろ、直接…触って?」
焦れったさに負けて、興奮して掠れる視線を向けた。
「ドコを?」
鉄朗の唇が綺麗な弧を描いている。
底意地が悪い笑顔だ。
言葉で言える訳が無くて、自らシャツの裾を持ち上げ、鉄朗の手を取り胸に押し当てた。
「ココ、触って。」
「ん?ココ?」
行動で示しても満足いかなかったのか、柔らかく胸を揉まれるだけ。
どうしても、直接的な言葉を使える気がしなくて、恥ずかしさを紛らわすように顔を逸らすと、胸元に湿った生暖かい感触。
驚いて、目を向けると鉄朗と目が合った。
見せ付けるように出されている舌が、薄い胸に沿って肌を這う。
目が、笑うように細くなったと思ったら、胸の先端を唇で挟まれた。
「ひゃっ…ぁ!」
待ち望んでいた刺激に声が漏れて、腰が浮く。
じわじわ広がる熱が、秘部まで伝わり、足をしっかり閉じた。
「何?こっちまで感じちゃった?」
反応に気付かれて、胸から口を離される。
身体の側面を掌が滑って降りていった。