【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】
第6章 食うか、食われるか(木葉秋紀/sharing.)
口を、まるでアソコのように扱われているのに、苦しさはあっても嫌悪感はない。
木葉さんが、気持ち良くなってくれたら、それでいい。
口から、ズルッとモノが引き抜かれると、嘔吐感ごと残された液体を飲み込んだけど。
収まらなかった分が口の端から零れた。
「…ゴメンナサイ、調子ノりました。吐いていーよ。」
拭うように私の唇を擦った手が、口元に差し出される。
飲み込んで、残っていないのを教えるように口を開いて見せた。
「ホンット、ごめん。」
一瞬だけ泣きそうな顔をして、深く頭を下げている。
これが、床だったら土下座になってしまうようなレベルの頭の低さだ。
「大丈夫です。木葉さんに、悦んで欲しくてシた事ですから。」
だから、謝る必要はない。
首を振ってみせると顔が上げられて、目が合うと唇が笑うように歪んでいった。
「…そ。じゃ、俺もお前に悦んで欲しいから、シてい?」
言葉の最後と同時に肩を押される。
何をシたいか、は何と無く分かってしまって。
自分が汚いとしか思えていない私は、ソコを触られるのだけは避けたくて。
後ろに倒れないように手を付いた。
「なーに、意地張ってんだよ?ココ、俺に気持ち良くして欲しいだろ?」
場所を示すようにスカートの中に入ってきたのは足。
下着の上から、秘部を爪先で押されるとクチュっと水の音がした。