第6章 食うか、食われるか(木葉秋紀/sharing.)

言葉はくれないけど、許可なのだと分かったから下着の上から口付ける。
それだけで、ビクッと背を反らしていた。

自身を取り出そうと下着をずらす。
しっかりと勃ち上がっていたソコは、勢いよく目の前に現れた。

興奮を示すように先端が濡れていて、それを舌先で拭う。
そして、そのまま咥内に自身を迎え入れた。

唇や舌を使って熱いソコを扱く。
耳に届くのは、口の中で唾液が絡んでいく水音と、乱れて荒くなっていく木葉さんの呼吸音。

反応を確認しようと視線を上向けると、厭らしく濡れた瞳が私を眺めていた。
感じてくれているのが分かって、嬉しくて、全部が欲しくなって。
根元まで咥え込み、喉の奥まで受け入れる。

流石に少し苦しくて、涙が浮かんだ。

「…エッロ。悪ィ、我慢出来ねぇわ。」
「…ん、ぐっ！」

それは木葉さんを更に興奮させたようで、腰を揺らされる。
喉を突かれると、苦しいどころか、気持ち悪くもなってきたけど、何とか耐えた。

唾液を飲み込む事は出来なくて、口元も、木葉さんの下着も、ジーンズも汚している。
だけど、そんなのを気にしている余裕もなく、少しずつ早まる腰の動き。

深い場所で、動きが止まったと思ったら、自身がビクりと脈を打って。
喉に熱い液体が流し込まれていた。