• テキストサイズ

【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】

第5章 私の彼は意地が悪い(月島蛍/sharing.)


今の私は変だ。
普段、月島くんに意地の悪い事をされると、こっちも意地になってしまうのに。
熱を持たされたまま放置された身体が、触れて欲しいと求めていて。

欲に流されるまま、手が動いた。

月島くんの手を取り、自分の胸に押し当てる。

「気持ち良いから…触って。月島くんの、好きにしていい。」

行動の意味を言葉にすると、応えるように胸を包み込む手。
やわやわと、解すように揉みながら親指で先端を擦られる。

それだけで、身体は更に熱くなって、秘部を濡らした。
触らなくても溢れていく液体が、お尻の方に這っていく感触がして足を動かす。

その些細な動きに気付かれて、月島くんの視線が下を向いた。

「そっちも触って欲しいの?それとも、そっちは触られたくない?」
「…触って。」
「欲しいの?欲しくないの?」
「欲しい…の。」

もうすでに頭のオカシイ私には、意地の悪い台詞ですら興奮を増す材料でしかなく。
自分の口からねだるのも同じで、言い返すだとかの、普段通りの反応は出来なくなっていた。

「りらは、さ…。」

胸から、するすると肌を滑って手が動く。
下生えに到達した指先が、そこを一撫でして秘部の隙間をなぞった。

「…きゃっ、あっ!」

潤んだ蕾に指が触れた瞬間に、今までとは違う感覚が背中を駆け上がってきて、叫びに近い声を漏らす。

「こっち派?それとも、ナカの方が良い?」

私の反応など、無視をして続けられた言葉。
行為で、こんな風になった事自体が初めてで。
聞かれても分からないから、答えきれなかった。
/ 92ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp