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【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】

第4章 lostvirgin(黒尾鉄朗/episode0)


荒れた息を整えている内に、クロは下着まで脱いでいる。
見ない方がいいと思ったけど、つい視線はソコに向かってしまって。

「…いや、無理。デカい。そんなん、入らないから!」

見えた自身の、あまりのサイズに本音が漏れた。

「へーぇ?俺の、こんなに硬くなってんのに放置すんだ?自分ばっかイイ思いしちゃっていいのかよ、センパイ。」

安っぽい挑発だって分かっている。
だけど、こういう事をされるとムキになってしまう。

「…や、優しく…してね?」

定番のセリフを言うのは、らしくなくて照れる。
顔は逸らしたけど意味は伝わったようで、枕の下から避妊具を取り出していた。
それを装着するような間があってから、足を開かれる。

なんかカエルみたいな格好だな、コレ。
M字開脚って言うんだっけ。

意識すると体が強張るから、気を逸らしたくて変な事ばかり考えていたけど、それも無駄で。
入り口に、熱を感じると一気に緊張してしまう。

「力、抜けって。」
「私だって抜きたいけど…緊張しちゃって…。」

言われて出来るなら、とっくにやっている。
時間を掛ければ掛ける程、段々と羞恥心やらも戻ってきて、どうしても力んでしまっていた。

「もう、気ィ遣わなくて良いから挿れてよ!」
「無理に突っ込んだら、痛ぇだろ。」

上手く抜けない力に苛立って、逆ギレのように声を掛ける。
クロの溜め息が聞こえてきた。
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