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【HQ】脳内妄想‐sharing.・繋がる縁の円‐【R18】

第2章 狼さんに食べられた(黒尾鉄朗/sharing.)


身体が言う事をきいてくれない。
否応なしに攻め立てられて、何度も達して。
テーブルに倒れたくない意地だけで、なんとか意識を保っているのも限界だ。

「黒尾さ、ん…。もう…む、りです。」

飛びそうになる意識の中で、言葉を絞り出した。
倒れないように黒尾さんの肩を掴んでいた手にも、もう力が入らない。

訴えを受け入れてくれたのか、指がナカから引き抜かれた。
立ち上がった黒尾さんは、私を支えるように抱き締めてくれる。

「…無理させたな。悪かった。シャワーでも、浴びに行くか?お前、歩ける?」

行為を終わらせると告げられて、ゆっくりとテーブルから下ろされた。

最後までしたくない訳じゃない。
ただ、あれ以上イかされたら、挿れられてから身体が保つ自信がなかっただけ。

「シャワー…後でいいです。最後まで…シてから。」

続きをねだって、黒尾さんの背中に腕を回す。

「無理すんな。身体、キツいだろ。」
「無理、してないです。」
「別に、俺は今すぐ最後までヤりたい訳じゃねぇよ?」
「私はシたいです。」

宥めるように頭を撫でてくれたけど、引く気はないから首を振る。

「…挿れたら、途中で止めんのナシだからな。」

忠告のように言われた言葉に頷くと、再び持ち上げられてテーブル上に座らされた。
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