• テキストサイズ

イケメン戦国/偽りの君

第57章 愛しい☆武田軍勢


織田軍との戦を終え、上杉・武田の一行は、道すがら野宿をしながら、それぞれの居城への道をひたすらに進んでいた。

信長さま達はもう安土城に着いただろうか?

暮れてゆく空を見上げながら考える。

急にこの時代に飛ばされて右も左も解らなかった…。
あんなにお世話になったのに、結果的に裏切るように飛び出した。
後悔していないといえば嘘になる。

今回は何とか無事 両軍に死者を出さずに戦が終わったが、まだきっと戦は続くだろう。
その時、私は信長さま達と戦う事が出来るだろうか?
ここにいるという事は、結果的にそういう意味だ。
その意味が持つ重さに潰されそうになりながら、必死に紅を操る。

…そういえば紅を黙って連れて来ちゃったな。

『お前も疲れたよね。もう少し一緒に頑張ろうね。』

そう言って、あきらはポンポンと紅の首のあたりをを叩いた。


〜〜〜


この章も各々 武将ごとにルート分岐させていく予定です。

☆謙信が愛しいあなたは58章/144ページへ
☆信玄が愛しいあなたは59章/146ページへ
☆幸村が愛しいあなたは60章/148ページへ

彼の存在を すっかり忘れてました…。
☆佐助が愛しいあなたは61章/150ページへ
/ 151ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp