第1章 クリスマスはアナタと・・・プロローグ
幸「おー、佐助~なんで俺らがさんたくろうすをやるんだよ。意味分かんねぇ」
玄「それを着て、市中の女子達に贈り物を配るというのはどうだ?」
信玄が艶っぽい笑みを浮かべ言う
幸「それだけはさせませんよ、いう事聞かない子供が大ぜい生まれちゃ困りますからね」
秀「ふむ・・・女子に贈り物か・・」
真剣な顔をして何かを考え出す秀吉をみて
光「秀吉・・・お前までそんなこと言いだすか?」
そんな様子を見ていた信長が痺れを切らして声を発する
長「で、佐助よ、ここに我等を呼び出した本題を話してもらおうか。」
その声にハッとした皆は、首だけうなずき佐助を見た。
佐「そうですね・・・。今回の皆さんのミッションは
『私を現代に連れてって♪ お願いサンタクロース』です」
それを聞いた皆が一斉に冷ややかな目を向ける
家「なにそれ?わけわかんないんだけど?もう帰っていい?」
家康がしびれを切らし片膝をついたところで、一段トーンを下げてさらに続ける
佐「実は12月24日~25日の間に、次のワームホールが出現します・・。」
一同「????!!」
その瞬間思わず家康も立ち上がろうとしていたのを座り直した。
長「それは本当か?佐助」
佐「えぇ、間違いないです、しかもその次の次のワームホール出現がなんと前までの数か月先ではなく1月2日と間が無いというレアなケースです」
一同さっきのけだるい雰囲気はどこかに消し飛びそのなりゆきをかたずをのんでいる。
佐助「今回の皆さんにサンタクロースになってもらい、城下の子供たちにささやかなる贈り物を配ってもらいます。そして、沢山の子供たちに幸せと笑顔を送っていただきます。そして、より沢山の子供たちに贈り物を配れた方1人、そのワームホールで現代に行って、彼女との現代クリスマスデート&新年お正月年越しデートを満喫してもらいます。」
それを聞いた瞬間皆、目の色が急に変わる。