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秘密の関係...【R18】

第2章 なんで私...?



「それで、ボトルに水とこの粉を入れて…
 こうやって…振るの!

 ドリンク作り終わったら後は…
 「あ!タオル出して、選手の休憩中に一緒に渡してね」

 それで、後はー…」



仕事内容は白福先輩と雀田先輩に

手取り足取り教えてもらって一日がかりで覚えた


あとは赤葦先輩から部活後の説明を聞くだけだ!

そう思いながらさっき取ったメモを

見直していると…

『(後ろからすごい視線を感じる…)』

恐る恐る振り返ると

赤葦先輩と目が合った

「ん、どうしたの?」

『へっ!?いやっ、なんでもないです!』

すぐ目を逸らしてしまった

「じゃ、後でね奈々」

「なー!なー!聞いた!?あかーしが奈々のこと
 呼び捨てで呼んだぞ!?」
「マジで!?意外~」
「へ~、あの赤葦がなー」
「な~に、好きなの~?」

妖艶な、でも挑発的な顔でそう呼ばれ

自分でも顔が熱くなるのが分かる。

3年の先輩方が騒いでいるけど

耳に入ってこなかった


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