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秘密の関係...【R18】

第4章 本当の顔



『あの......』


「ん?どうしたの...?」

『えと...』

木「奈々どうした~?
  早く行かねぇと授業遅れるぞー?」

『立てません...』

そう、京治さんの頭が乗っていたからか
足が痺れてしまった。

「あ、...ごめん、重かったよね
 ほら、掴まって」

手を差し伸べてくれている

『んぬっ!...ぅ...無理です...』 

その手に掴まってはみたが
足を動かすともぞもぞとした感覚が走る

「どうしようか...
 あ、じゃあ...よしっ。」

俯いていると急に
体が浮いた

しばらくして理解する
お姫様抱っこをされている事に...

『赤葦さっ、重い!重いですよ!!』

暴れてみるが
足が動かないため
対した抵抗にならない

「赤葦さん?
 それと、暴れないでくれる?落ちたいの?」

『うっ...京治さん...』

「うん、じゃあ行こうか。」

そう言って京治さんは校舎の方へ歩き出した




木「待って!俺のこと忘れんなって!!
  なんで俺が荷物持ち!?
  ねえ!ちょっとーーー!」


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