第11章 そこで目にした君。
サイド
あれからあの長い廊下を歩いて右に曲がるとものすごくでかい扉があった
その扉は自動ドアらしく前に立つと音もなくスススッーと開いた
女「提督…こちらが姫…でございます」
提督「うむ…こちらへ」
提督の顔は見えない…
どうしたものか…キモいやつなのかイケメンなのか…
女に誘導されながら長テーブルの場所まで行く。
提督「座りたまえ、」
私は提督に言われたように座る。
「私に何の用で?」
提督「実はだな、我の婚約者になって欲しくてここまで来てもらった」
「私が嫁?提督とは初対面のはずですが…」
提督「我は前にも地球に顔を出していてな、その時お前とあった」
「そうでしたか…」
…全然覚えてない。
提督「お前にも2日間時間を与えよう…じっくり考えときなさい。」
「わかりました、」
答えなんて決まってる。
絶対嫌!
こんなデブ
こんなブス
こんな天人
こんなおっさん!
提督「そこのもの、ちょっと、これ片せ」
女「はっ」
提督は女に頼みごとをするとどっかに行った。
女「申し訳ありませんが…元の道を進むだけでございますゆえ…案内なしでも…?」
「えぇ、大丈夫です」
女「恐れ入ります」
女は頼まれごとをさっさとこなしている。
私も戻るか
廊下で待ち人でも待とう。