第8章 終わりの日は突然に…
銀時サイド
夜…喉が渇いて起きてみると玄関に誰かいる。
水を飲むついでに見ていこうと思って玄関に目をやると縄で縛られている松陽。
銀時「おい。なにしてんだよ」
松陽「銀時…起きてしまいましたか、私は少し出掛けてきます。その間…塾はお休みですね」
違うっ!
俺はそんなこと聞きたいんじゃない!
そいつらは誰だ?!なにがどーなってる?
銀時「返せ…松陽を返せ」
男「そいつは無理な話だ…こいつには重罪がある」
そんなのは知るか、松陽は俺を拾ってくれた。
いろんなことを教えてくれた。
は、アキラは…高杉もヅラも…松陽を必要としてる。
松陽だって、あいつらのこと大切に思ってんのに…
なんもできないガキの俺は2人が来るまでただ叫ぶだけしかできなかった。