第8章 終わりの日は突然に…
サイド
ある日の夜。
静かだった夜が…突然変わった
ガタガタッ
ドアを叩く音。
私は騒がしくなって目が覚めた
まだボーッとする頭で音のした方を見た
そこには提灯みたいな灯りがポツポツ光ってた
ドアが乱暴に開く音。
銀時「おいっ!松陽をどこに連れてく気だ!返せ!」
銀時の…声を荒げて怒鳴る声。
銀時…?バッと飛び出すと銀時とお兄ちゃんがいた
アキラ「…」
「お兄ちゃん…松陽先生は?」
アキラ「俺にもさっぱり…銀時の声で起きたから…」
銀時「俺…行ってくる」
銀時は一言ボソッと言うと走り出した。
まだ遠くには行っていない松陽先生を連れ去った人たち、灯りが小さく見えるところを銀時は追いかけた。