第7章 お昼の時間は大変で
サイド
晋助がご飯を食べ終わると私を抱っこして道場から出てこうとした
隣の部屋に行くと晋助が段差に座って私が向かい合わせに座った
晋助は着物を緩めて吸いやすいようにしてくれた
晋助「いいぞ」
晋助の言葉を聞いて首に牙を立てて吸った
「んん…んくっ…んふっ…ちゅ…んっ、」
吸い終わって晋助を見上げると晋助は私に手を伸ばしてきて
晋助「ついてる」
そう言うと血を拭いてくれて
晋助「舐めるか?」
そう言われたから信助の指を…指に付いた血を舐めた
晋助「くすぐってぇ」
笑そうで笑わない晋助が珍しくて、笑わせてあげようと思ってずっと舐めてた
晋助「いつまで舐めてんだ?」
「らって、しんしゅけが笑わないかりゃわりゃうまへなめりゅ(だって、晋助が笑わないから笑うまで舐める)」
晋助の指が口の中にあるからうまく話せない
晋助に伝わったかわからないけど続けて舐めていると晋助の指が動き出した
口の中で舌を撫でるような…上の歯のキバをなぞるような…
舌を撫でられるのは変な感じがしてビリビリする
「んむっ!…ひゃあ…なに??」
晋助は私の舌を撫でるみたいにし続ける
「んんっ、やぁら…はっ」
晋助が口から指を出すとその指はてかてか光ってて銀色の糸を作った
力が入らなくて晋助にもたれかかっていると
晋助が抱っこしてくれて
晋助「戻るか」
と言ったので頷くことしかできなかった