第28章 夏に入る前には梅雨がある。
サイド
ある雨の日…銀時たちが待ってて。と言ってから1週間と1日が経った。
雨の日なのに私は外に出て今日のご飯の買い出しに出た。
1週間前、ご飯を作って待っててほしい…そう言われて私はご飯を作って3人を待つ。
定春のご飯もドックフードではなく犬でも食べれるようにネットで調べて作った。
万事屋の冷蔵庫はご飯でいっぱいだ。
「いつ来るのよ…」
そう声を漏らした時
空が明るくなったその瞬間…私の体は女に戻っていた。
さっきまではちょうど良かった服も今ではブカブカ。
周りの人たちも元の性別に戻る。
みんな着物がゆるゆるでもなんでも気にしず戻ったことが嬉しいのだろう…涙を浮かべて喜ぶ人、叫びながら喜ぶ人。
銀時たちがやろうとしてたのはこれだったのかな…そう思うと私は万事屋へ急いで戻った