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たどり着いた先に。【銀魂】

第5章 新しい血


サイド

兄「ー?風呂行くぞー」

「はーい!」

晋助と話した後なんだかすっきりして体が軽くなった気がした

それからは兄の話が終わったのか、3人で家族の話をした。途中から銀時と小太郎も入ってきて5人で話した

兄「みんないい奴らばっかりだろ?」

「うん!」

お兄ちゃんが私の髪の毛を洗いながら言う

兄「なぁ、?」

「なぁに?」

兄「にいちゃん、の着物とか買いに松陽先生と明日街に行ってくるな?」

「…私も行く」

兄「だめ、危ないから。
それににいちゃんも荷物持つからがおんぶって言ってもおんぶしてやれないんだぞ?」

「危なくないもん」

兄「だめだ、帰ってきたら遊んでやるから…な?」

「どれくらいいないの?」

兄「んー。1日は帰れないらしい。
だからご飯は銀時たちの誰かに血をもらわないとな。
銀時たちにも後で話すか」

「お兄ちゃんと違う血?」

兄「そーだぞ、」

「…そっか。」

兄「怖いか?」

「ううん…怖くないよ」

お兄ちゃんの首の傷…私が何回もここから血をもらったんだな。

兄「?」

私は傷を撫でながら

お兄ちゃん…こんな傷嫌じゃないのかな?
って思う

兄「傷のこと?別に嫌じゃないよ、むしろ嬉しいくらい。」

「傷なのに?」

兄「傷かもしれないけど、俺にとっては日常のことだからな。が血を吸わない方が嫌」

「ね、お兄ちゃん」

兄「ん?」



なんでだろ…なんでか、今言わないとって思った
いつもの感謝の気持ち
いつものお兄ちゃん。


「いつも、いつも私のためにありがとう。
お兄ちゃんも我慢しないで、自分が好きなこと優先させてもいいんだよ?」

兄「俺は我慢なんてしてないよ?にいちゃんは自分でのために『何かしてやりたい』って思ってるから自分が好きなことはにしてやりたいことだから、我慢なんてこれっぽっちも、してない」


「お兄ちゃ…うぅ…」

兄「泣くな泣くな」

「だって…お兄ちゃんがぁ…ぁぁあ…ありゃと…だい、すきっ…んぐっ…ひっく…」

兄「俺もがだいすき」


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