第5章 新しい血
サイド
お風呂から出て居間に戻ると小太郎が泣いていた
小太郎「もアキラ殿…いい兄妹だな」
「??」
兄「?」
銀時「風呂の声まる聞こえ」
兄「あぁ、でもあれ普通だと思う…な?」
「うん…お兄ちゃんにいっつも大好きとは言う」
兄「うん、言われる」
晋助「普通は兄妹に大好きなんて言わねぇぞ」
「え、そんなこと言ったって、好きだもん」
兄「言わないのか。」
銀時「それよりさー、血のこといいの?」
兄「あぁ!そーだった。聞こえてたのか?」
銀時「だから、丸聞こえだから」
兄「いいか?」
銀時「いい」
晋助「俺も気になるし」
小太郎「別に俺も構わない」
兄「ありがと」
松陽「話は整ったようですし、今日は寝ますか。
アキラ、明日の朝から出発しますよ」
兄「わかりました」
初めてだ
初めて明日…お兄ちゃんと離れる