第23章 銀時の赤ちゃん騒動
似蔵サイド
ははっ…斬った
あいつの腕だな…
ポケットを探っても鼻にやる奴がない…
どこだ…
「探し物はこれ?」
女は俺の鼻に俺が持っていたのをやっている
「なに?私の腕斬ったつもりだったの?」
似蔵「バカなっ!」
「自分の腕触ってみれば?」
俺の腕…なっ!?
右腕がない
「刀持って物騒だったから」
か、体が揺れる。
血を流し過ぎたか
俺はその場に後ろに向かって倒れた
「私の勝ちってことで」
女はそう言うと上へと通じる道へ歩いて行った。
「ふ、結局色は変えられなかったか…」
足音?
足音が戻ってくる…
似蔵「だれだ」
「私、腕戻さないと」
似蔵「貴様なにを言ってる」
「腕、ごめん痛かったよね」
な、なんなんだこの女は。