第20章 お祭りには思い出が。
過去
昔のお話を少ししよう。
と晋助と銀時と桂はいつものように稽古をしていた。ってわけではなく外でかくれんぼをしていた。
今日の朝、が今日はみんなで遊びたいと言い出したのがきっかけだ。
は普段甘えたり我儘を言ったりしない子だったので3人は稽古を今日は中止しと一緒に遊んだ
かくれんぼの鬼は銀時。
晋助とは隠れる場所が同じで2人で身を潜めていた
隠れていた場所は…木の上。
普段目につかないような高い場所まで登っていた。
銀時「あぁー!高杉みっけ!てめぇさっさと降りてこいよ!
さっさと終わらせてぇんだよ!俺は鬼やりたくねぇんだよ!早く隠れてぇんだよ!」
晋助「てめぇの事情なんて知るか!
銀時!てめぇがじゃんけんで負けたのが悪りぃだろ!」
銀時「いんや!あん時てめぇ後出ししたろ!それがなかったら俺が勝ってたんですぅ!」
晋助「んだとてめぇ!」
晋助は木の上ということを忘れてか勢いよく立ち上がった。
その時に晋助の足元の木が折れて下絵落ちて行った
晋助は運悪く幹の裏の枝に隠れていた。
そのため崖の下へ真っ逆さま。
晋助は驚いているのはもちろん、その場にいた銀時も驚いている
銀時「高杉っ!」
銀時は崖まで走り手を伸ばそうとするが手は届かなかった。
は木の上で羽を出していた。
出し終わると晋助の元へと飛んだ。
晋助を捕まえることは出来たけど上からまた木が落ちてきた。
落ちてきた木がに当たりの羽は消えてしまった。
は晋助を抱きしめ頭を手で守り下へと叩きつけられた。
落ちた時に岩か何かで切ったのか…背中がパックリ切れていた。
晋助「っつ…」
晋助は何が起こったのかわからなく体を起こすとを揺さぶる
晋助「おいっ!!」
晋助はの傷を見て焦った。
自分を守ったせいで…俺が落ちたせいでに傷を作ってしまった。と、
その後は銀時たちが来て先生を呼んで来てくれた。
は先生に抱えられ寺子屋に戻り手当てをした。
晋助はそれ以来いつも過保護だったのに、もっと過保護になった。
それは銀時と小太郎も一緒。