第4章 目を覚ますのは…
サイド
…揺れている
私はなんで揺れてるの?
体が上と下に動いてる
「う、う?」
兄「…起きたか?」
??「お、お目覚めのようですね」
兄「この人たちがにいちゃんたち見つけて助けてくれたんだぞ?」
「…にげよ…」
兄「この人たちは大丈夫…なんかあったらにいちゃんが守ってやるから…」
??「あ、申し遅れました。
私吉田松陽と申します…この銀髪の子は坂田銀時です」
「…銀髪?」
松陽「その位置では見えませんね…君たちは?」
「…」
兄「アキラです」
松陽「どこから来たんですか?」
兄「笠松村ってところからです」
松陽「ここから随分遠いですね…何かあったのですか?」
兄「実は…………」
松陽「そんなことが…行く宛があるのですか?」
兄「ない…です」
松陽「それだったら私たちと住みますか?塾を開いてるのでそれなりに広いですし。」
兄「助かります。塾…俺でよければ手伝わせてください」
松陽「それは助かります。じゃあも一緒にお勉強しましょう」
兄「ありがとうございます」
銀時「…こいつ、寝てる」
兄「あぁ、遠くまで飛んでもらったからな。」
銀時「飛ぶ?」
兄「が起きたらわかるよ」
銀時「ふーん」