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一人ぼっちとかやっていけません……

第1章 どきどきわくわく 高校新生活?!


暫くして私の家にやって来たのは明らかに高そうな車と人当たりの良い笑みを浮かべたお爺さん。
「東様のご命令で参りました。平藤燈弥様でお間違い無いでしょうか?」
「……はい。」
そのスケールに圧倒されながらも頷いた私に、お爺さんは車の扉を開けて乗車するよう促す。
隣のお母さんを盗み見ると、お母さんも微かに緊張した面持ちだった。
静かに出発した車は程無く学園に到着し、お爺さんに案内されるまま私たちは生徒会室の前へ着いた。
「燈弥様は生徒会室へお入りください。お母様は別室にてお話をさせていただきます。どうぞ、こちらへ。」
そうしてお母さんは居なくなってしまった。一人になった私は深呼吸して気持ちを落ち着けると、ドアノブを回した。
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