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【銀魂】見つめる鍋は煮え立たない

第1章 自称優男は大体外道


「でも、お前見た所10代だろ?なんであんなとこで闘士なんかしてんだよ。」

「多分話すと長いんですが、いいんですか?」

「気にしなくていいヨ。今日はこれから何も無いしゴロゴロするだけアルから。」

この話をするのはあまり気が乗らないがこの人たちになら話しても大丈夫だろう。

「じゃ、話させて頂きます。

私の母は吉原の遊女だったんですが、私を身ごもってしまいました。

本来ならばそこで処刑されるんですが、その時は吉原が大変な時期でして、運良く上の方の目につかなかったそうです。

母は元々それほど丈夫な方じゃなかったようで、私を産んで間もなくして亡くなりました。

母は吉原の信頼できる者に頼んで、母が吉原に来る前からの知り合いに私を預けるよう頼みました。

その知り合いが体術や剣術に優れていてずっと知り合いの元で訓練しながら暮らしていました。

それが1年前、突然一人旅がしたいとか言って私を江戸に残して旅立ってしまいました。

そこからまあ、職探しとかで転々としてたらいつの間にかあそこの闘士になってました。」

「最後適当だな。」

「ちか...色々あったんアルな...」

神楽ちゃんが励ましか何か分からないけど酢昆布をくれた。

新八くんはお饅頭を出してくれ、銀さんはA〇をくれた。




「っておかしいだろォォォォオオ!!!!」

新八くんが銀さんに飛び蹴りする。

「いやなんで〇Vなんだよ!この流れでなんで渡すんだよ!」

「この流れだからだよ。ていうか新八くん。なんでこれをAVだと思ったんだよ。

題名が『24時間耐久 SとMの堕としあい』でも号泣できるような映画かもしれないだろ。

これだから童貞はなー、いつもエロいことしか考えてないからなー。」

「まじきもいアル。これから話しかけないで」

「何でだよォォォ!!!」

新八くんが一方的にからかわれている。

私が、なんとかフォローしなくちゃ
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