第1章 自称優男は大体外道
「そうですよ。それに銀さん達はともかく、私は自分の意思であそこを潰したいんです。真選組がどう思おうと私はやりますよ。」
「ちょっとちかちゃん。女の子がアソコとかヤるとか言うもんじゃありません!」
「あなたは黙っててください。」
土方さんが鋭い目つきで私を見る
「お前は別だ。素性も理由もハッキリしねえ奴をスグに信用出来るか。
それにいずれ、真選組が潰すさ。
だがまだ早ェ。腐った実は時が経てば自ら地に落ちるもんだ。
...てゆーかオメー、土方スペシャルに鼻クソ入れたろ謝れコノヤロー」
土方さんが土方スペシャルを手に取り食べる
「大体テメーら小物が数人刃向かったところでどうこうなる連中じゃねェ。
下手すりゃウチも潰されかねねーんだよ」
「土方さんアンタひょっとしてもう全部つかんで...」
「...近藤さんには言うなよ。あの人に知れたらなりふり構わず無茶しかねねェ
天導衆って奴ら知ってるか?将軍を傀儡にし、この国をテメー勝手に作り変えてる、この国の実権を握ってる連中だ...
あの趣味の悪い闘技場は...その天導衆の遊び場なんだよ。」