第6章 専属と配属
エルヴィン団長に代わりリヴァイ兵長が話始めた。
「こいつを専属にした理由…それは…これからの可能性だ。」
(…これからの可能性??)
リヴァイ兵長の一言で団員達の顔色か変わった。
「…リヴァイ兵長は…可能性だけで専属精鋭を決めたんですか!?」
「そうだ。」
「他の優秀な兵士よりも、可能性を信じて…その新兵を専属精鋭にするんですか!?」
「…そうだ。」
「しかし…!!」
「ごちゃごちゃうるせぇな…。文句のある奴は直接俺のとこに来い。」
(((…………。)))
その一言によって辺りは静けさを取り戻す。
「リヴァイの専属精鋭は王都でも決定したことだ。異論があっても覆すのは皆無に等しい。…他に異論が無ければこれで着任式を終了する。…総員、人類のために心臓を捧げよ!!」
「はっ!!」
エルヴィン団長の一言によって、着任式は無事に終わっていった。
(おい、ミユ…。とりあえずここにいる奴等に挨拶しろ。)
(あ、挨拶ですか!?、ミユ・アトカーシャです!!趣味は寝ること、特技は…)
(…誰がそんな話しろと言った…。)