第10章 ベルトルト (夢幻様リク)
ユミル「もしかしてベルトルさんよぉ…
兵舎に持って帰って食うつもりか?」
ベルトルト「あっその…えっと……」
ニヤニヤとユミルが言った言葉により彼の顔はもうトマトのように真っ赤だ
シャロン「別にほしかったら作って兵舎持って行ってあげるのに…」
母「シャロン!愛しのベルトルト君だけじゃなくって他のお客様の注文も取っておくれよ!」
ピシ…と空気にヒビが入った気がした
母に何を言われたか気づいた途端顔が赤くなるのが自分でもわかった
シャロン「か、母さん!!なんでそんなに恥ずかしい事言っちゃうの!?」
母「そうでも言わんと店手伝わないだろう?」
そこにいた皆を見ると顔を真っ赤にしている彼を筆頭に
同じく顔を真っ赤にするアルミン達
笑いながら彼をからかうユミル達
無言でパンを食べ続けるアニ達…となんとなくグループ分けされていた
シャロン「ちょ、ちょっとお店の手伝いしてくる!!」
そう叫んで丁度手を上げたお客さんの元へ小走りで駆けていく
シャロン「ご注文は?」
?「貴方がシャロンさんですね」
シャロン「は、はぁ…そうですけど…?」
すると突然手を掴み、手の甲に唇を落としてきた
シャロン「……は?」