第6章 コニー 俺の幼馴染 ネタバレ注意
ウォールローゼ内に巨人が現れた
俺の村やサシャの村の方にも巨人がいるらしい
コニー「俺の村……俺の村が…!!」
なんでこんなときに彼奴の顔ばかり浮かぶんだ
気持ちに気づくのが遅すぎた
あのときに言っておけばよかった。あのときに優しくすればよかった
そう思うばかりだった
ライナー「おい待てコニー!!シャロンが心配なのはわかるが一人で行くな!巨人がいたらどうする!!」
コニー「はぁ…っ!!シャロン!!母ちゃん!!皆!!俺だ!コニーだ!帰ってきたぞ!!」
跡形が少ししか残っていない村で大切な仲間の名前を叫ぶ
異様に静かだ
嫌だ……皆死んでるなんて…!!
俺の家だった場所には歩けそうにもない巨人がいた
絶望だ
しばらく、村の生存確認と松明集めに励んだ
彼奴まで食われたのか…?
「ラカゴ村を守るから!」
そんなのいらねぇよ…お前が生きてなきゃ……
ライナー「コニー!生存者はいたか!?」
コニー「…いない……もうおしまいだ……俺の故郷はもうどこにも……」
そんな事ライナー達も経験してる、それくらい知ってる
そのときだった
「なに……これ………?」
彼奴の声が聞こえた気がした