第6章 コニー 俺の幼馴染 ネタバレ注意
コニー「シャロン…?」
とうとう幻覚まで見えたか
彼奴が泣きながら自慢の黒い馬に乗って走ってきた
シャロン「私…っ狩りに出てて……!!」
リーネ「コニー!この子はこの村の?!」
コニー「え……なんで…いきて……」
シャロン「お父さんは…?お母さんも…サニー達は…?」
馬から降りた彼奴はおぼつかない足取りで俺に近寄ってくる
シャロン「ねぇ……皆はどこ…?私……熊狩れなかったから……謝らなきゃ……」
コニー「もういい…!もうそんなのいいよ…!!」
ぎゅっと自分に言い聞かせるみたいに抱きしめて、ひたすら思いついた言葉を発する
彼奴はずっと俺の中で泣いていた
俺はこいつを守る、守らなきゃいけないんだ
コニー「母ちゃん、俺シャロンと結婚したんだぜ。すげぇだろ」
シャロン「コニー!!早く帰ろ!」
コニー「俺…絶対守るから……!!!……おう、帰ろう!!」
シャロン「お義母さんと何話してたの?」
コニー「別になんでもいいだろ!!?」
シャロン「えー教えてくれてもいいじゃんア・ナ・タ♪」
コニー「お前がそれいうと気持ち悪りぃ」
シャロン「えぇ!!?ひっど!コニーひっど!サシャに言いつけてやる!」