第6章 コニー 俺の幼馴染 ネタバレ注意
夜も更け、騒がしい宴が終わる
シャロン「朝早いの?」
コニー「何がだ?」
シャロン「出発だよ。明日でしょ?」
コニー「あぁ…まぁ早く出ないと間に合わねぇしな」
宴となった村の広場の外れの木に登り、二人で話していた
シャロン「じゃあこんな事できるのも最後だね」
コニー「お前は兵士になんねぇのか?女でもなれるって聞いたぞ」
シャロン「私はコニーの大好きなラカゴ村を守るの!」
コニー「は?なにから守るんだよ。巨人からは弓じゃあ守れないぞ?」
シャロン「そっかぁ……これから考えるよ」
コニー「相変わらず意味わかんねぇ」
シャロン「ふふふっ」
月夜に照らされた彼奴の顔は、夜にひっそりと咲く花のようだった
訓練兵になり、大分体力もついた
座学は苦手だけど立体機動は楽しくて好きだ
今日は久しぶりの外出日
村にいた頃行った事のある街にエレン達と行く予定だ
エレン「なぁ今日お前やけに機嫌良くないか?」
コニー「別にそんな事ねぇけど…♪」
ジャン「いや機嫌いいだろお前」
そんな事言われながら街へ足を踏み入れる
彼奴がいるかもしれない…なんて淡い希望を胸にして
そんな希望も虚しく、あと2時間もすれば帰る準備をしなければいけなくなった
楽しかったし、しょうがないそう思ったときだった
「やめてよ!!触らないで!」