第5章 リヴァイ 告白 R18注意
一瞬兵長に何を言われたか理解できなかった
リヴァイ「俺の事が好きかどうか聞いてる」
シャロン「そ、そういう事ではなくて……ですね」
一体この人は突然大して強くもない女性兵士を連れ込んでこんな事を聞くなんてなにがしたいんだろうか
リヴァイ「俺はお前が好きだ。だから聞いてる」
シャロン「あぁ相手にどう思われてるか気になりますもん……えぇぇぇえええええ!!?」
リヴァイ「耳元で叫ぶな、うるせぇ」
チッと舌打ちをする兵長
シャロン「え、えと……」
リヴァイ「別にその気がないなら構わねぇ。シャロン、お前の本当の心を教えろ」
優しいけど正直に言えていない辺りがいかにも兵長らしい
私はそんな所に惹かれたんだ
無表情でドS、一見とても怖い人に見えるが本当は誰よりも優しい…
顔に熱が集中している事がわかっているが、今伝えないと絶対に後悔するだろう
シャロン「わ、私も……ずっと…兵長の事が好きでしt―」
全部言い終わらない内に視界が兵長の顔で埋め尽くされる
ちょっと経ってから、キスをされていると実感する
実感した途端に唇が熱くなっていくのを感じる
二人しかいない夕方の部屋に何度もリップ音が響く
段々息ができなくなってきた
シャロン「んっ……」
変な声まで出てきてしまう
恥ずかしくなり、必死に声を抑えながら酸素を求め口を開くと、ヌルッとしたものが口内に入り込んできた
それは私の舌を絡めとり、吸い上げたり歯茎のラインをなぞったりと私の口内をめちゃめちゃにしてきた
シャロン「んぅ……んんっ」
いつのまにか足の力が抜け、兵長の細く、たくましい腕が腰に回され彼に支えられる
自分の変な声を聞く度に、全身が痺れるような感覚を覚える
やばい、意識が朦朧としてきた
すると小さいリップ音と共に兵長と私の唇は離れ、銀色の糸が間を繋ぐ
溢れた唾液が私の顔を伝い、首筋まで濡れる
とても恥ずかしい
その思いよりもとても気持ち良かった
もっとほしい、そう思えた