第5章 リヴァイ 告白 R18注意
憧れだった調査兵団に入団し、2年が経った
ハンジさんの班に配属され、嫌という程巨人の話を聞かされ寝れないという事以外は充実した毎日
私の同期の何人もが壁外で命を落とした
親友というべき存在を失い、目が死んでいた私に人類最強と謳われるリヴァイ兵長が
「死んだ彼奴等の分まで、俺達は生きて巨人を倒さねばならない。絶対に諦めるな」
ほとんど話したことのない兵長が励ましてくださった
私はそのときから、彼の事を見ると胸のあたりが締め付けられるような想いに駆られていた
そんな兵長に呼び出され、何事かと思いつつ浮かれた足取りで部屋に向かった筈だ
筈なのに
シャロン「あの……これは一体………」
リヴァイ「……」
部屋に入った途端鍵を閉められ、俗に言う壁ドンというものを人生初体験している
シャロン「へ、兵長?書類の受け渡しとお聞きしたんですが…?」
リヴァイ「そんなのは後で構わねぇ」
シャロン「私がハンジ分隊長に怒られます」
リヴァイ「逆に彼奴がサボる絶好の機会だと思うがな」
シャロン「私はそれを止めなくてはなりません!」
ハンジさんはここ3日の書類を完全に放棄している
いい加減縛り付けてやっていただかないと…
リヴァイ「お前は俺の事が好きか?」
シャロン「……へっ!!?」