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おそ松さん〜寝物語は君の隣で〜

第6章 さよなら14番〜カラ松〜




私の中を探るように、松野看守はいろんな角度で腰を打ち付ける。いいところをぐりっと突かれて私が甲高い嬌声を上げると、そこを何度もぐにぐにと押すように刺激される。


「あぁっ…そこ…好きぃ…っ!」

「じゃあ、これはどうだ?」


腰の律動はそのままに、指で愛液を掬い蜜口の上の蕾を転がすように撫でられる。

指で蕾を小刻みに撫でながら、私の奥深くを熱い欲が刺激する。


「あ…あ…あ…っ!!」


強い快感に腰が痙攣し、膣壁が激しく収縮を繰り返す。思考が溶かされ真っ白な世界が広がっていく。


「だめっもう…っ!ん、ふ…んんーっ!」


絶頂の喘ぎは深いキスで飲み込まれてしまった。達したのに腰の抽送は止まらない。噛み付くように唇を求められ、ピリッとした痛みが襲うと同時に、口内に鉄の味が広がった。


「…甘い血だ」


唇を離し、掠れた声で松野看守。唇の下についた私の血をペロリと舐め、艶やかな微笑みをたたえている。
その表情に見惚れていると、松野看守は腰の律動を止め、乱れた私の髪を大きな手で優しく撫でてくれた。

白い肌に真紅の血、悩ましい目つき。それはまるで…


(まるで、ヴァンパイアみたい…)


もし彼が吸血鬼だったならば、私は躊躇わずに全ての血を差し出すだろう。

美しく妖艶な彼に魅せられ、達したばかりでヒクついていた膣壁が戦慄く。胸がぎゅっと締め付けられる。


「松野看守、もっと…」


こんなに素敵な人を気持ちよく出来るのならば、身体を捧げられるのならば、


「沢山、お仕置きしてください」


恥ずかしさを堪え、自ら腰を押し付けた——途端、松野看守の目つきが獣のように豹変する。


「…主…主っ!」


私の腰に爪を立て、欲望のままに腰をガンガン打ち付ける。


「ひぁっ!…はげし…っ、あぁっ!!」


絶頂の波が引かない私の身体は、痛みすら忘れ甘いお仕置きに酔いしれた。快楽が頭を突き抜け、身体が引き裂かれてしまうような感覚に陥る。

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