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おそ松さん〜寝物語は君の隣で〜
第9章 リクエスト作品 オレがオレであるために〜カラ松〜
用事を済ませて店を出ると、チョロ松は心配そうに声をかけてきた。
「あのさ、大丈夫?」
「寒い……心が」
「おでん食いに行く?あったまるよ?」
「いや、いい。1人になりたい」
気遣ってくれるチョロ松には悪いが、これ以上弟に甘えるわけにはいかなかった。
「……そっか。じゃあね。あんま遅くなんなよ」
ポンとオレの肩を叩いて、チョロ松は商店街の人混みの中に消えていった。
・・・
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