• テキストサイズ

おそ松さん〜寝物語は君の隣で〜

第9章 リクエスト作品 オレがオレであるために〜カラ松〜



用事を済ませて店を出ると、チョロ松は心配そうに声をかけてきた。


「あのさ、大丈夫?」

「寒い……心が」

「おでん食いに行く?あったまるよ?」

「いや、いい。1人になりたい」


気遣ってくれるチョロ松には悪いが、これ以上弟に甘えるわけにはいかなかった。


「……そっか。じゃあね。あんま遅くなんなよ」


ポンとオレの肩を叩いて、チョロ松は商店街の人混みの中に消えていった。


・・・

/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp