• テキストサイズ

【トリップ】全てを知っている私が!【暗殺教室】

第5章 サービスは嵐の前触れ




数秒経たず。


「今だ殺れ────ッ!!」


「にゅや────ッ、しッしまった!!」


『カッコつけるとボロが出る』


その弱点メモが早速役に立った瞬間だ。



「…弱点メモ役に立つかも」
「…うん、どんどん書いてこう」


渚君と茅野ちゃんは冷静に見つめ始めた。

勿論私と愛美ちゃんも。


「ちょっ…待って! な…縄と触手がからまって!」


渚君のメモにサラサラと『弱点②テンパるのが意外と早い』と加えられる。


なんとか縄を抜けた殺せんせーは、無様にボトッと屋根の上に落ちた。


「あっ」

「ちッくしょ抜けやがった!!」

「ここまでは来れないでしょう! 基本性能が違うんですよバーカバーカ」



子どもか!!!



「ぬー…あと少しだったのに」



木村くんが悔しそうに殺せんせーを見つめる。

/ 492ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp