第4章 訓練と野球のお時間!
……地球の終わりよりも重要…
その言葉はストンと私の胸に落ちた。
マンガで読むのも、アニメでも何度も聞いてたけど…
実際に聞くと、いつもよりもずっと、ずっと心に残るなあ…
「…殺せんせー。採点スピード誇示するのはわかるけどさ、ノートの裏に変な問題書き足すのはやめてくんない?」
呆れ気味にいう渚君に焦る殺せんせー。
「にゅやッボーナス感があって喜ぶかなと…」
「むしろペナルティだよ」
殺せんせーは一度仕切り直し、とでもいうようにペンをクルンと回した。
「そんな訳で、君達も生徒と暗殺を真剣に楽しんで下さい。
ま…暗殺の方は無理と決まっていますがねぇ」
ペンをムシャムシャ食べてる…お腹に悪そう……
そして全くもって殺せる気がしない!!
殺せんせーは渚君との会話を終え、私はこんどこそ、と殺せんせーに話しかけた。
「殺せんせー!」