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【トリップ】全てを知っている私が!【暗殺教室】
第3章 第1話は諦めと共に。
刹那、渚君の体がふわりと動いた。
ナイフを動かし、体ごと殺せんせーに体当たりするように。
だけど、殺せんせーは触手で渚君の腕を止めた。
「…言ったでしょう。もっと工夫をしま……」
渚君の体が風に乗って、気配を消して、流れるように動いた。
「!」
渚君の体が殺せんせーになんの抵抗もなくくっつく。
横からカチ、という音が聞こえた気がした。
間髪入れず、爆発音が響く。
BB弾が後ろまで届いた。
「っ……!!」
渚君!!
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