第16章 LとRの組み合わせ
ええええええええええええええええ!?
いや、まあ後々やるから知ってたけど!!!
全然、え!?今どうやってやったの!?
ってか崖10m位あるよ!!?
烏間先生は焦ってる私なんて全く知らずそのまま川を越えていく。
私が難しいと思ってた草木もひとっ飛びで、木に軽くぶら下がった。
「何秒だ?」
「……13秒です……」
私が3分以上かかると予想していたものを。
これ私絶対出来るようにならないよ!!?
……なんていう心の叫びは全く届かず。
っていうかむしろ。
「君は男の俺よりバネがある。ヘタしたら1桁台で行けるようになるだろう」
ひ、ひええええええええええええ!!
「今日からはフリーランニング中心で行くぞ。たまに銃を挟むから、覚悟しておく様に」
……上司の命令には?
「はい!!」
yes,orはい。
私は結局フリーランニングを真面目にやる事になったのであった。