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【トリップ】全てを知っている私が!【暗殺教室】

第2章 転校してきました!




「はい皆さん、おはようございます。早速ですが今日は転」
「起立!!」

殺せんせーの声が無視された……と思うと次に
「礼!」
の声が聞こえ、間髪入れずにズダダダダ! というけたたましい音が耳をつんざいた。

「ヌルフフフ、皆さん話を合わせたんですねえ、まあ先生はよけられますがね! それではこのまま出欠をとりますよ! 磯貝君!」


「は、はい!」


これは…第1話での最初の!
でも1話の前でも何回かやった、という様な記述があった…はずだから、その何回かのうちの1回……かな?


もしかしたらこれが初めての暗殺なのかもしれない。
だって今日は4月9日。
始業式の…次の日。

いつのまにか音が静かになっていた。
どうやら弾を殆ど撃ち終えたらしい。

「ふう、やっと出欠終わりですね。さあ片付け…と言いたい所ですが。早速ですが転校生です」


教室がざわつく。
「えー!それって男子? 女子?」
声だけで予想するなら…これは前原くんかな?


「ヌルフフフフフフどうでしょう? ではどうぞ」


……本当に…


何度思ったか分からない。



この世界に来て、





暗殺教室の人達と会えるなんて…………!





私は静かに扉を開けた。

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